ジュニアサッカーで人工芝の擦り傷ができたときの手当ては?

ジュニアサッカーで人工芝の擦り傷ができたときの手当ては?

ジュニアサッカーで人工芝の擦り傷ができたら、まずプレーを中止し、流水で傷と周囲をよく洗って異物を取り除くことが基本です。出血があれば清潔なガーゼで圧迫し、洗浄後はワセリンなどを薄く塗って、傷にくっつきにくいガーゼや絆創膏で覆います。

人工芝の擦り傷ができたときの手当て

  1. 手を洗う
    手当てをする前に、石けんと流水で手を洗います。
  2. 出血があれば圧迫する
    清潔なガーゼやタオルを傷に当て、数分間しっかり押さえます。途中で何度も傷を確認すると再び出血しやすいため、まずは連続して圧迫してください。
  3. 流水で十分に洗う
    水道水などの流水で、砂、人工芝の破片、土、汗などを洗い流します。傷の周囲は石けんで洗えますが、石けんを傷の中に強くすり込まないようにします。
  4. 残った異物を確認する
    見える異物が残っている場合は、洗浄した清潔なピンセットでそっと取り除きます。深く刺さっているものや、簡単に取れないものは無理にほじらず、医療機関で処置を受けてください。
  5. 乾かしすぎずに覆う
    洗った後は清潔なガーゼなどで水分を軽く押さえ、ワセリンを薄く塗ってから、傷にくっつきにくい被覆材で覆います。傷を適度に保護すると、衣服や人工芝との摩擦を減らせます。

消毒液やお風呂はどうする?

擦り傷は、まず流水で異物や汚れを落とすことが大切です。消毒液、アルコール、オキシドールなどを繰り返し使うと、傷を刺激して治りを遅らせることがあるため、自己判断で何度も塗るのは避けましょう。

入浴は、出血が止まり傷の汚れを落とせる状態なら通常どおり行えます。ただし、長時間湯につけたり、傷をこすったりしないでください。入浴後は清潔なタオルで押さえるように水分を取り、必要に応じて新しい被覆材に交換します。

手当て後にサッカーを続けてもよい?

出血が続く、強い痛みがある、傷に人工芝の破片が残っている場合は、その日のプレーを中止してください。傷を覆っても、走る・スライディングする動作で再び出血したり、汚れが入ったりする可能性があります。

傷が浅く、出血と痛みが落ち着いていても、被覆材がずれずに保護できることが前提です。プレー中に痛みが強くなる、出血する、被覆材が外れる場合は、すぐに中止して洗浄し直します。

翌日以降のケアと受診の目安

被覆材は、濡れたり汚れたりしたら交換します。交換時は手を洗い、傷を流水でやさしく洗ってから、新しい被覆材で覆ってください。

次のような場合は、早めに外科、皮膚科、小児科などを受診してください。

  • 傷が深い、広い、または皮膚が大きくめくれている
  • 圧迫しても出血が止まらない
  • 人工芝の破片や砂が取り除けない
  • 顔、目の周囲、関節の上などに傷がある
  • 指や手足が動かしにくい、強く腫れている、しびれがある
  • 赤み、腫れ、熱っぽさ、痛みがだんだん強くなる
  • 膿が出る、発熱するなど感染が疑われる

特に、汚れた傷で異物が残っている場合や、予防接種の状況が分からない場合は、受診時に医師へ伝えてください。破傷風予防の追加対応が必要かどうかは、傷の状態と予防接種歴によって判断されます。

まとめ

人工芝の擦り傷は、プレーを止める、出血を圧迫する、流水でしっかり洗う、異物を無理なく除く、覆って保護するという順で手当てします。深い傷、異物が取れない傷、出血が止まらない傷、感染のような変化がある傷は、家庭だけで対応せず医療機関を受診してください。