ジュニアサッカーの練習前のウォームアップ時間は、目安として10〜15分です。低学年や軽い練習では5〜10分、試合前や寒い日の強度が高い活動では15〜20分ほど必要になる場合があります。
大切なのは時間だけでなく、子どもが「体が温まり、動きやすい」と感じる強さに調整することです。長く走らせて疲れさせるのではなく、軽い運動からサッカーの動きへ段階的につなげます。
練習前のウォームアップは10〜15分が基本
一般的な練習では、次のように時間を分けると進めやすくなります。
| 内容 | 時間の目安 | 目的 |
|---|---|---|
| 軽いジョギングやボールなしの動き | 3〜5分 | 体温を上げる |
| 動きながらの体操や方向転換 | 3〜5分 | 関節や筋肉を動かしやすくする |
| ボールを使ったパスやドリブル | 4〜5分 | 練習内容に近い動きへ移る |
合計すると10〜15分ほどです。ただし、これは固定されたルールではありません。練習時間が短い場合は内容を絞り、試合や強い走り込みの前は少し長めにします。
年齢や練習内容で時間を調整する
同じジュニア年代でも、年齢、気温、練習の強さによって適切な時間は変わります。
| 状況 | 時間の目安 | 調整の考え方 |
|---|---|---|
| 低学年の軽い練習 | 5〜10分 | 遊びやボールを使った動きを中心にする |
| 通常の練習 | 10〜15分 | 走る、動く、ボールを扱う順に進める |
| 試合前や強度の高い練習 | 15〜20分程度 | 急なダッシュや切り返しを少しずつ増やす |
| 暑い日 | 短めに調整 | 長時間続けず、水分補給と休憩を入れる |
| 寒い日 | やや長めに調整 | 止まっている時間を減らし、体を冷やさない |
表の時間はあくまで目安です。特に寒い日は、集合後に待つ時間が長いと体が冷えます。ウォームアップを終えてから練習開始まで時間が空く場合は、軽く動く時間を追加してください。
ジュニアサッカーのウォームアップの進め方
ウォームアップは、軽い動きから始め、徐々にサッカーの動作へ移る順番にすると、体への負担を抑えながら練習に入りやすくなります。
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軽く走って体を温める
ゆっくりしたジョギングやスキップを2〜3分行います。最初から全力で走るのではなく、会話ができる程度の速さから始めます。 -
動きながら体をほぐす
腕回し、もも上げ、かかとをお尻に近づける動き、サイドステップなどを行います。歩いたり止まったりするだけでなく、体を動かし続けることがポイントです。 -
方向転換や軽い加速を入れる
前後への移動、左右の切り返し、短いダッシュを行います。速さは少しずつ上げ、いきなり最大速度で走らないようにします。 -
ボールを使って練習内容につなげる
短いパス、ドリブル、ボールタッチなどを行います。最後に、その日の練習で使う動きに近づけると、体だけでなく集中力も準備できます。
ウォームアップ後に確認するポイント
時間を終えたら、子どもの様子を見て、練習に入れる状態か確認します。次のような状態なら、目安を満たしたと考えられます。
- 体が少し温まり、動きが硬くない
- 軽く息が弾んでいるが、苦しそうではない
- 走る、止まる、方向を変える動作ができる
- 痛みや強い違和感がない
- その日の練習に必要なボール操作へ移れる
汗を大量にかくまで行う必要はありません。息切れが強い、顔色が悪い、疲れて動きが雑になるといった様子があれば、ウォームアップが長すぎるか、強すぎる可能性があります。
練習前のストレッチはどうする?
練習前は、止まった状態で筋肉を長く伸ばす静的ストレッチよりも、歩く・走る・動かす動的な準備運動を中心にします。
たとえば、足を前後に振る、軽くももを上げる、サイドステップをするなど、これから行う動きに近い運動が向いています。体がまだ温まっていない状態で、痛みを我慢して強く伸ばすのは避けてください。
静的ストレッチを取り入れる場合も、無理に反動をつけたり、痛いところまで伸ばしたりしないことが大切です。練習後や入浴後など、体が温まった時間にゆっくり行う方法もあります。
ウォームアップを中止・調整したほうがよいケース
次のような場合は、時間を延ばして解決しようとせず、練習の強さを下げるか、指導者や保護者に伝えてください。
- 関節や筋肉に痛みがある
- 走ると痛みが強くなる
- めまい、吐き気、強い息苦しさがある
- いつもより明らかに元気がない
- 転倒や接触の後から動きに異常がある
痛みが続く場合や、通常の動作が難しい場合は、無理に練習へ参加させず、必要に応じて医療機関へ相談してください。
ジュニアサッカーの練習前は「10〜15分」を基準にする
ジュニアサッカーの練習前のウォームアップ時間は、まず10〜15分を基準にすると判断しやすくなります。低学年の軽い練習では短め、試合前や寒い日には長めに調整してください。
「何分行ったか」だけでなく、軽い運動から始めて、方向転換や短いダッシュ、ボールを使う動きへ進めることが重要です。体が温まり、疲れすぎず、痛みなく動ける状態になったら、練習へ移ります。







